U先生の【保育あれこれ宝箱】

公立・民間合わせて保育20年、これまでの経験や知識を、できるだけ多くの人に届けたい!

【保育・男性保育士】女性職場での男性保育士の役割 「いるだけでちがう」

女性が、男性が、という話をする時、

ジェンダー論に関わってくるので、

僕はどうしても伝え方に敏感になります。

 

 

20年間保育の現場に身をやつすと、

保護者の方との会話や、

同僚である女性保育士とのやり取りなどを通して、

男女の役割や、能力、特性などを意識せざるを得ませんでした。

 

 

その中で、

自分の感覚で、実体験に基づいたことをお伝えしていきたいと思います。

あくまでも、個人が感じたことですので、さらりと聞き流してもらえれば、と思います(笑)

 

 

 

20年間、保育の現場で、ほぼ男子は1人だった

 

保育を志したばかりのころ、ボランティアで保育させてもらっていた時は、先輩の男性保育士がいました。

 

正規の職員になった頃から、異動なども重なり、男性職員は1人の状態がずっと続いていました。

 

(調理員さんに男性がいたり、3ヶ月で辞めてしまった非常勤の男性保育士もいたりはしましたが)

 

なので、

同僚は全て女性、

保護者の方もメインは女性と、

保育の現場では女性と多く関わってきました。

 

 

 

女性職場あるある!?

 

仮説はいくらでも立てられるのですが、

経験上、女性同士の関わりが密になると、

どうしても関係がギスギスしてきます。

 

不思議です。

 

どの女性でもというわけではなく、

少数の人が中心となって、

個人あるいはその所属するグループを、

嫌がらせをしたり無視をしたり…

というパターンが多いように見受けられます。

 

 

本当はこんなことしたくない、

と思っている人も、

次のターゲットにならないためには、

同調あるいは気づかないフリをせざるを得ない、でないととても面倒なことになる。

 

 

これが真相ではないでしょうか。

 

 

女性が…というと、

女性の方全てがあてはまると思われるかもしれませんがもちろんそんなわけはありません。

 

分け隔てなく、

相手に敬意をもち、

丁寧に関わる方もたくさんおられます。

 

 

 

数ヶ所、保育の現場を見てきましたが、

女性脳は仲の良い人同士で、同調して安定していく行動パターンをとりがちです。

相容れないものは、

意識的に区別化し排除します。

 

価値観が合い、

人間関係がより強固に結ばれる、

安心安全のコミュニティを作ろうとする。

そのような本能的な作用を感じます。

 

 

 

 

 

そこに男性脳という異質なものがいると、

女性🆚女性の対立軸だけだったものが、

全女性🆚男性という対立軸が増えることにより、対立が分散されます。

 

 

男性が存在しているだけで、

緩和され、中和され、円滑化にひと役買います。

 

経験から、20対1の少数派でも、

いるのといないのとでは、

雲泥の差があります、

ぜんぜん、ちがいます。

 

変に、女性陣に媚び売ったり、へりくだったりしなくて全然大丈夫です。

自然体のままで、十分に役割を果たします。

不自然に演じると、こじれます(笑)

 

男は存在しているだけで、

女性陣に違う視点があることを発信できるのです。

好意的、あるいは敵意をもってなど、リアクションはさまざまです。

 

あとは、こちら側の出方次第です(笑)

 

男性はどう振る舞うべきか??

 

 

気をつけたいのは、

男は、女性🆚女性のどちらの陣営にも属してはならないことです。

 

 

例えるなら、

遥か天空から大地を照らす太陽のように…。

ただ、在るだけ、それで十分です。

 

 

そのためにはある程度、

女性脳の行動パターンを身に付けねばなりません。

 

 

郷に入れば郷に従え。

 

例えば…

 

 

  • 何かしてもらったら、どんなに遅くなったとしても必ず言葉にしてお礼を言う
  • 根回しをしてある程度理解を得てから発言した方がスムーズに事が運ぶ
  • アンテナを張り、目配り気配り心配り精神を鍛える

 

などなど。

 

男子がコレができるようになるには、センスが必要だと思います、もしかしたら人によっては一生できないかもしれない(笑)

 

僕はコツコツ努力を積み重ね、運良く必要なスキルを身につけて、

「女子より女子っぽいよね」とさえ言われるようになりました(笑)

オネエではありませんので悪しからず(笑)

 

結局まとめると、

 

 

郷に入れば郷に従え

従いながらも自分は見失うな

 

 

でしょうかね(笑)

いろいろご意見あるでしょうが、

僕はコレで20年やってきました👍

 

まだまだ語りきれませんが(笑)

今回はここまで✋

 

 

最後まで読んでいただき、ありがとうございました!